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 《旅程表》
  5/20 広島発 9:31(のぞみ8)→名古屋 11:45着 
      名古屋 12:03発(ワイドビューひだ7)→高山 14:19着
      高山(タクシー)→上高地 16:20着
 5/21 日曜日快晴! 乗鞍〜上高地巡り
 5/22 高山の町並み散策
 高山駅ワイドビュー→名古屋19:09着
 名古屋のぞみ19:34→広島駅21:50→帰宅23:00過ぎ着
    旅行記 −−− 2006年5月20日〜22日
 今年も信州へ行って来ました。

 世界一の品種を揃えた、日本一大きなバラ園「花フェスタ記念公園」が、岐阜県にあります。 バラ愛好家の夫の一声で、行くことになりました。そこまで行くのなら!!是非今年も上高地、高山へ。そして乗鞍へも足を伸ばすことにしました。


 5月20日、4時に起床。
 前日より雨が止みません。でも6時半の出発時には、雨は上がり、まぶしいくらいのお日様が、顔を出しましたこの2年くらい、私って晴れ女なんです。
 名古屋から、特急列車「ワイドビュー飛騨」に乗り換えて、バラ園のある「美濃太田駅」へ下車。
 12時50分。エレベーターのある、バリアフリーの駅でした
タクシ−をひろって、後部座席に移りました。20分で「花フェスタ記念公園」へ到着。障害者タクシー割引きがあって、1割引きでしたとても気配りのある運転手さんのようで、帰りのタクシーの手配をしてくださいました。しかし…帰りのタクシーは、割引なし。さあ、どっちが正しかったのでしょう
 東京ドーム17個分の庭園が広がる「花フェスタ記念公園」。例年ならバラも見頃のようですが、冬の大寒波で、開花が遅れているようです。
 障害者、介助者1名は入園無料で、館内はバリアフリー。観光電車が走っていますが、リフト付きで、車椅子が乗れるようになっていました。しまったー
 時折雨がぱらぱらして、雨宿りをしながらの園内散策。愛煙家の夫は、こんな喫煙コーナーを見つけて、思わずパチリ。
 「花フェスタ記念公園」を出る頃には、また青空が広がり、明日の乗鞍、上高地が期待できそう。

 「美濃太田駅」3時半、高山へ向けて出発。到着が近づくに連れて、どきどきしてきます。  ワクワクしてどきどきするのではありません、恐怖なんです。あの階段昇降機が、待っているのです。もう二度と乗りたくないので、名古屋駅〜高山駅のルートを、いろいろと考えてみました。観光順序を変えるとか、「高山駅」の手前で降りて、タクシーで高山へ行くとか…。
 
 観光順序は、「乗鞍、上高地へ行く」、となれば順序は変えられないし、問い合わせたところ、「美濃太田駅」以外は、どの駅もバリアフリーになっておらず、車椅子を抱えてもらうとしても、無人駅か駅員1人。ガ〜ン!   
『京や』
『女将さんと』

















 夕食は、楽しみにしていた、郷土料理のお店「京や」です。
旅行雑誌やTVで、よく紹介されています。去年行って、すっかりファンになった夫と私。ホテルも「京や」を中心に探しました。「京や」はホテルから歩いて7、8分。店内は、お客さんがいっぱいで大繁盛外人さんもたくさんいました。今年も郷土料理を始め、山菜、富山湾の海の幸、手打ちそばなど堪能しました。
 2日目の夕食も、「京や」へ行き、女将さんや板前さんとおしゃべりしながらの、にぎやかな席となりましたお土産に、手作りのヨモギもちをたくさんいただきました、ありがとうございました。 また来ま〜す。
2006年5月20日 
 21日日曜日快晴!真っ青な青空今日は乗鞍〜上高地巡りです。

 ハイヤーをお願いしました案内役は、去年、大変お世話になった、新興タクシーの岩田運転手さんです。旅行の計画中、去年いただいた名刺を思い出し、ハイヤーの予約をお願いしました。行くまでに、わからないことがあったので、何度か電話をさせていただいたのですが、気持ちよく丁寧に教えていただきました。
 朝9時半、ホテル前に迎えに来ていただきました。岩田さんに再会することを、とても楽しみにしていたので、少し緊張しました。なんだか、久しぶりに、親しい親戚に会ったような気分になりましたさあ!乗鞍、北アルプスへ向かって、9時半過ぎ、出発。

高山から、走ること約1時間半。乗鞍到着!標高3127M。快晴につき、それはもう絶景!
 昨日は雨で通行止め、今日も朝は雪が10センチ積もり、アイスバーンで、1時間前まで通行止めになっていたそうで、ほんとうにラッキーでした。


外は、気温が低い中、風も強くって寒〜い建物の中は、ストーブが焚かれていて、冬へタイムスリップです。
 空気は、感じたことが無いくらい、澄み切っていました。 日の当たらない道沿いには、2メートルぐらいの、雪の壁が残っていました。 走行中、どこからも、くっきりと北アルプスが見えました。白山も見え、写真を撮りましたが、はっきりと写っていないので、お見せできないのが残念です。
『北アルプス・穂高連邦』
 『河童橋』

















 
『河童橋から見た、焼岳』
 『芽吹き始めた白樺』

 














   
 午後1時半、上高地到着。 残雪の残る北アルプス、去年の7月の景色とは、また違った迫力鮮やかな青空に、白い雪山は、押し迫ってくるようでした。ただ、昨日の雨で、梓川が濁っていたのが残念でした。
昼食を取ろうと思うのですが、レストランが2階であったり、お客さんがいっぱいとかで、思うように入れません。散策しながら、探すことにしました。身障者トイレは要所要所にあり。

 今年は、ハイヤーの岩田さんが、ご案内くださるということなので、田代池へ行くことにしました。河童橋を渡って、左方向へ。道沿いには、芽吹き始めた白樺がきれいでした。鴨も仲良く、お散歩していました
梓川へ降りれるところを発見!すごいでしょう〜!!まるで海辺の砂浜状態です。

時間も中途半端なこともあって、どこまで行っても、レストランはいっぱいか、休業中か、準備中です。出会う多くの人は、買い物袋にお弁当を持っています。しまったー!これが大正解ですね。今度来るときは、お弁当持参にしよう。

結局、準備中のホテルに無理をお願いして、トーストとコーヒーを準備していただきました。「清水屋」というホテルなんですが、著名人が数多く泊まられた、有名なホテル(旅行雑誌にそう書かれていた)だそうです。世界で初めて、日本の山を紹介した、登山家の、ウォルターウェルソンも泊まられた1人で、ウェルソンが書かれた、クライマーズブックが展示されていました。


 ウォルターウェルソンの碑がありました。ウェルソンが言うには、「北アルプスは、世界のどの山より美しい」のだそうです。遅くなったので、結局後もう少し、という所で、田代池はあきらめました。また今度…。



 5時半頃、高山へ帰りました。
 今日1日、ガスのかかることの無い青空で、どこに行っても、北アルプスが見えましたこの日の締めくくりに、岩田さんが、高山から、北アルプスがよく見える展望台へ、案内してくれました。ほんとうに最高の1日でした。




岩田さん、今年もありがとうございました。また行きたい!と思っていますので、そのときは、是非よろしくお願いします。

『午後4:30・大正池』                         『夕方6時頃・高山市外から』

明日へ続く…
2006年5月21日 
 
 5月22日月曜日。信州旅行最終日。今日は高山の町並み散策です。

 まず一番に、宮川朝市へ行きました。去年買った「まゆみ」で出来たブローチが気に入って、どうしてもそのお店にもう一度行きたかったのです。このお店の店主も、とても感じのいい方で、店主にも、是非お会いしたかったのです。ありました!今年は同じデザインの、髪留めを買いました。サービスに娘さんが作られた、「さるぼぼ」のかわいい携帯ストラップをいただきました。ありがとうございました〜

                    『素敵な笑顔です』

今年こそは・・・。
去年、食べそこねた、「つづみ」の中華そばを食べに行きました。店内はお客さんでいっぱい。お店の方も、大変感じよくお迎えくださいました。
 「つづみ」は、宿泊先のホテル、「フォーシーズン」のすぐ近くにありました。最終日に行く予定にしていたので、すぐにでも食べに行きたい思いでしたが、今日まで我慢していました。「いっただきま〜す!」。お味は、細麺のあっさりスープ。おいしい〜!!2杯は食べれるかも?お客さんが言われていました。地元の方に、おいしい中華そばやさんを尋ねてここへ来たと。
 私達も、去年、ハイヤーの運転手岩田さんから、薦められました。 やはり、地元の評判が、一番だ。


『こいのぼり・右端』
「つづみ」の中華そば

 『ノスタルジックな歯科医院』
 岩田さんから教えていただいた、和菓子屋さん「音羽屋(おとわや)」へ行きました。タイムスリップしたような店内、落ち着きます。お茶をご馳走になりました。とても上品な、桜饅頭と、高山名物「くるみあん最中」を買いました5月も終わりだというのに、高山のあちらこちらに、こいのぼりが目立ちます。音羽屋さんにも、ありました。
高山の5月の節句は、1ヶ月遅れの、6月5日なのだそうです。
    寒いところだからそうです。雛祭りも1ヶ月遅れの、4月3日。そういえば、高山で4月に「生き雛祭り」というお祭りがある、と雑誌で読んだことがあります。
 
 なるほど、そういうことなのかぁ…陣屋へ行きました。さらにタイムスリップして、江戸時代です。

『陣屋』身障者、介助者入館料無料

 係りの方が、スロープを取り付けてくださって、建物の中へ入ることが出来ました。
  代官所だからでしょうか、敷居がずいぶん高く、長いスロープを作られていますが、それでも傾斜がすごくて、手動車椅子であれば対応できるそうです。介護用車椅子が常備されえてあるので、電動車椅子の方は乗り移られるといいようです。ん〜…でも、これって…?畳の上も車椅子で通っていいのだとか。なんだか、恐縮でした
『陣屋前・中橋』     


歩く先々は、時代劇を観ているようです。
 貴重な品々が展示されており、時代劇ファンの私にとっては、少々緊張ものでしたけど、感動でした。

 今回の信州の旅も、天候と再会、いい出会いに恵まれ、ほんとうに良い思い出が出来ました。長時間の移動と、ハードなスケジュールだったけど、2回目となると、少し慣れたのか、去年ほど疲れは残りませんでした。
      四季が楽しめる信州・岐阜、高山、北アルプス。
 今度は、桜の季節か、紅葉の季節に行ってみたいなあ。郡上八幡、「風の盆」、雪の白川郷も魅力的車椅子にやさしい高山、上高地…。すっかり、信州のファンになった私です。
2006年5月22日 
花フェスタ記念公園 『京や』 梓川にかかる河童橋と岳沢 LIVE-Cam  上高地帝国ホテル   新穂高ロープウェイ 

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